ポリゴンZにつきまとう俺

ストーカーofポリゴンZ

剣盾S35 最終1097位 伝説環境でのポリゴンZ

今更ながら剣盾S35をポリゴンZ入りの構築で挑んだ1ヶ月間を、ポリゴンZについてだけ覚えている限りでまとめたいと思います。

結果は、最終日深夜に3桁チャレに敗北し最終1097位でした。

 

ポリゴンZをどの型で運用するか

伝説環境でエース役を担わせるのはイベルタルのようにダイジェットもなければディアルガのように耐久もないため不可能でした。特に、弱点をつくことができず、自慢の適応力の乗るノーマル技も半減なザシアンは本当に苦しかったため速攻で没になりました。

次に考えたのは電磁波を撒いたりマジックコートで相手のステロなどを跳ね返す、サポートする型でしたが、わざわざポリゴンZにそんなことをさせたくなかったのと、マジックコートが全く成功せず没になりました。

補助型として、スキルスワップやパワースワップ、トリックなどのトリッキーな型も試しましたがそんなことをしている暇が無さすぎたので没です。

最後に考えたのはノーマル技不採用の凍える風含むフルアタ構成の型でした。

 

 

個体紹介

f:id:BurnerPorygonz:20230206135557j:image

ポリゴンZ@気合いの襷

特性:ダウンロード

産地:自慢の裏庭(BDSP)

ボール:ムーンボール

161(4)-*-90-187(252)-95-156(252+)

雷/シャドーボール/冷凍ビーム/凍える風 

 

基本的に初手に投げます。

ノーマル技がないのでダウンロードかアナライズの選択ですが、最速の運用かつ後述の理由で、総合的にアナライズのメリットが薄いためダウンロードを選択。

ダウンロードは相手のザシアンやカイオーガランドロスイベルタルなどの特性が発動する相手と対面した時にどんな型かを推測するのに役立ちました。たまにいた巨獣斬耐え調整のBが硬いスカーフ黒バド(おそらく前ルールからの流用と思われる)もダウンロードでAとCのどちらが上昇するかにより見抜けるのはかなり大きかったです。

こちらの構築にはルギア、グラードンがいる為相手視点ザシアンを初手には投げづらく、逆にステロ撒きや黒バド、カイオーガを投げたいと思うはずなのでそこを付ける技構成となっています。(最後に構築載せときます)

なお技に最後まで入れるか悩んだ技に電磁波がありますが、仮想敵を考えた時に電磁波の使い勝手が悪かったため没になりました。

 

 

仮想敵と立ち回り方について

上述の通り仮想敵はステロ撒きポケモン全般(ディアルガ除く)、カイオーガ、黒バドレックスです。

 

・対ステロ撒きグラードン

まずグラードンと対面した場合、グラードン側がDに特化していた場合でもダウンロードでCが上昇するためかなり有利に立ち回れます。

基本的に電磁波or岩石→ステルスロックの動きをしてくる為こちらも凍える風→冷凍ビームで落とします。

ステロ撒きグラードンのSラインは基本S12振りの実数値112(麻痺した最速黒バドレックス抜き)付近なのですか、麻痺した最速ポリゴンZと素早さが1段階下がったグラードンでは麻痺したポリゴンZの方が早い為、次のターンにステロを撒かせることなく冷凍ビームで上から縛ることができます。(これのためだけに最速にしてます)

S実数値比較

麻痺した最速ポリゴンZ:78

12振りS1↓グラードン:74

 

参考

C+1 冷凍ビーム+凍える風→H252D244グラードン:106.2〜125.5%

 

 

カイオーガ

カイオーガに対しては特性の発動順で型判別を行うことができます。具体的にはこちらより雨降らしの方が早かったらスカーフ、遅かったらHBベースの型です。

しかしカイオーガに対してはチョッキゼクロム以外に引き先はおらず、削り最優先になる場合が多いので迷わず雷で突っ込むことが多かったです。カイオーガがスカーフの場合は対面負けてしまいますが、雷の30%麻痺のおかげで対面勝つこともありました。

ソクノの実持ち、初手にはほぼ出てきませんがチョッキ持ちにやられてしまいがちな為、ここは割り切るしか無くポリゴンZの弱いところが出てしまいました。

なお、グラードンとは逆でカイオーガがいくらBに特化しようとダウンロードでCが上がることはありません。これがキツかった。

参考

C252雷→耐久無振りカイオーガ:56〜66.2%(確定2発)

同→H252カイオーガ:47.3〜56%(76.2%の乱数2発)

 

対黒バド

黒バド相手にはダウンロードでどちらのステータスが上がるかで型判別を行うことができました。

黒バドには型が基本的に二つ存在し、一つがメジャーな襷型、もう一つはザシアンの巨獣斬を耐えるまでBを振った耐久スカーフ型です。このB振りがされているおかげダウンロードの結果が変わり、ポリゴンZの初手の動きを変え、どちらの型にも対面勝つことができました。

Aが上がった場合は耐久に振られていない襷型だと判断できるので、凍える風→シャドーボール、Cが上がった場合はBが厚く振られている=スカーフ型と判断できるので初手からシャドーボールで落とす、といった具合です。

この型以外に残飯宿木身代わりにも一度当たったことがありましたが流石に非考慮とします。(残飯採用率3.9%)

最速スカーフ型も考慮外です。no moreキモバドレックス。

参考

C252シャドーボール→H100振り黒バド:100〜119.1%(確定1発)

同、凍える風→耐久無振り黒バド:18.8〜22.2%

 

・対日食ネクロズマ

初手に投げられる日食ネクロズマはAS襷が多く、ダウンロードでCが上がりシャドボ2発圏内に入るためそれで落としに行きます。

凍える風が半減+特性のプリズムアーマーでシャドボのダメージも軽減されてしまうため凍える風+シャドボで落とすことができず、必ず2回以上行動されてしまうのが痛いです。ダイマックスを切ってダイホロウを打っても乱数のため、結局シャドボ2発で落としにいくのが被害が最小限に抑えられます。

参考

C252+1シャドーボール→耐久無振り日食ネクロズマ:57.5〜68%(確定2発)

同→H252日食ネクロズマ:48.5〜57.3%(91.8%の乱数2発)

 

・対ランドロス

初手に投げてくるランドロスは主に2種類で、①襷の起点作成型、②珠の初手ダイマ型 であり①の場合は凍える風を打って次のターンにこちらが先に動けるようにしたい、②の場合は冷凍ビームで落としに行かなければ裏まで貫かれてしまう、という二択でかなり慎重な選択が必要でした。

①も基本は岩石封じから入ってくるため、凍える風を打つよりも割り切って冷凍ビームを打っていたほうが良かったかもしれません。

稀にHBの物理受けランドロスが初手に出されることもありましたが、引くか謎に突っ張ってきて冷凍ビームでやられてくれるので助かりました。

こご風ですらH252ランドロスを確定1発です。

 

構築

f:id:BurnerPorygonz:20230206010702j:image

ルギアはポケリーグでも話題になったHBゴツメ、グラードンは対面からならザシアンすらも起点にビルドアップを積んでいけるようなHBベース、ザシアンの上から潮吹きを打てるスカオーガ、Sにかなり振り、ミラーで勝ちやすくしたザシアンと、とにかくザシアンに弱いポリゴンZを周りでサポートするような構築に仕上げました。

ゼクロムの枠は最後まで諸説あり、といった感想でした。

 

重かった相手

とにかく相手の初手ダイマディアルガが重かったです。特に終盤に現れた最速の個体はルギアでも見ることができずに散りました。三桁チャレの話です。

ディアルガ以外も初手ダイマ構築は基本重く、ポリゴンZを投げてしまった日には大惨事なため慎重に選出する必要がありました。

 

軌跡

f:id:BurnerPorygonz:20230206010838j:image序盤に二桁取って発狂してた頃

 

 

f:id:BurnerPorygonz:20230206012153j:image作ったけど結局宇宙に飛んで行ってしまったサブロム

ポリゴンZの勇姿

https://twitter.com/burnerporygonz/status/1581310770679541760?s=61&t=EotgjV9iNga5Jny5_Vs8dA

 

ここまで見て頂きありがとうございました。